即時コミュニケーション、即時レスポンス、即レス、即時対応……。
迅速に対応していただけるのって嬉しいですよね。 即レスしていただけると話が早い(私の活発性的にはとても快適です……笑)。
逆に、数日間既読のままお返事がないと、不安になったりしませんか?
「あれ?変な事言ってしまったのかな」 「やってしまったのかな」 と、妄想が膨らんだり。
大体が杞憂に終わるのですけれどね。
先日、前職の上司に、5年ぶりくらいにショートメッセージを送りました。
前回やり取りをしたのは、コロナの時だった。
以前の部署のみんなで「久しぶりに集まろう」という話になったのですが、当時はコロナ絶好調の時代だったので、延期になったんです。で、そのまま疎遠に。
実は私、そのことがずっと気になっていました。
うちの娘の都合もあって延期にさせてもらったまま、「またやりましょう!」と言いながら、気づけば5年もたってしまっていたことに。
5年の月日が流れ。
最近、ふとマイコーチのコーチングを受ける中で、前職の事を思い出したんですよね。
マイコーチから 「20代の頃の先輩に会った話をこんなに嬉しそうにしているみわちゃんは、他に、過去にお世話になったどんな人に会いに行ってみたいの?」 と聞かれた時のこと。
▼その時の記事はこちら
https://life-inbloom.me/2026/06/02/use-talents-for-true-destination/
そう聞かれた私は、即座に「前職の部長のOさん」と答えました。
もし、私の人生にいくつかの岐路があるとしたら。
その一つは間違いなく、前職の会社で働かせていただいたことだと思うんです。 あの頃から、人生上がったり下がったり落ち込んだりもしましたが、総じて「イイ感じ」なんですよね。
だから、採用で私を選んでくれた部長には(もちろん会社にも)、ものすごく感謝しています。
でも、この「ものすっごく感謝している」という気持ちを、私は面と向かってちゃんと伝えているだろうか?って思ったんです。
いや、伝えていない気がする。
伝えているかもしれないけれど、もう一度しっかりと、面と向かって伝えたい。 そんな気持ちで、思い切ってショートメールを送りました。
そしたら……!!
待てども待てども返事がきません。
1日、2日、1週間、2週間たてども、返事がきません。
不思議と変なこと言ってしまったかの心配はなく、ご無事でいらっしゃるだろうかと心配になってきた私は、思い切って「お手紙」を送ってみることにしました。 (年賀状のやり取りは続いていたので、ご住所は分かっていました)
数秒でメッセージが送れる、この令和の時代に。
まず文房具屋さんへ行き、上司が好きな緑色の便箋を購入し、 Google Keepで文章を考えて(ここだけデジタルw)、 手書きで何回も書き直し(笑)。 (「もっと字が上手になりたい」と何度も思いました)
そうして、ようやく書き上げました。
でも、ここまで書いたはいいけれど。 10年前に退職した人間が、年賀状のやり取りはしているとはいえ、いきなり手紙を送ってこられたらビックリするのではないか……?
そんなふうに逡巡しているうちに、満開の桜が葉桜になり、新緑の季節になってしまいました。
しまった……。手紙に「満開の桜」だと書いてしまった……。
慌てて新緑バージョンで手紙を書き直しました。また時間がかかりました。
結局、迷った挙句「満開の桜バージョン」のまま郵送したのは4月下旬。
すでに、最初のショートメールを送ってから1か月が経過していました。
数秒でコミュニケーションが完結するこの時代に、手紙郵送までに1か月。 しかも、まだ相手には届いていない(笑)。
でもですね。 私、このお手紙を書いている時間が嬉しかったんです。 とても心地よい時間の流れでした。
レターセットを選びながら、 文章を考えながら、 清書する間に。
当時の会社の事や、上司の事、仕事の事。 あんなこと、こんなこと。 ゆっくりと思い出す時間になりました。
過去を思い起こしたり、当時の仲間を考えたりした1か月。
即時コミュニケーションも効率的で素晴らしいのですが、「ゆったりコミュニケーション」も穏やかで豊かな時間でした。
だれかとゆっくり文通してみたくなりました……!! (お返事はすぐにださないよ、ださないでね。笑)
ちなみに、手紙をポストに入れた翌々日には、上司からメッセージが届きました。 なんと携帯が壊れてしまって、電話番号がわからなくなっていたのだとか。
とにかく、無事でよかったです。
続く。


