コーチングとは

コーチングの9割は“自由に話してもらうこと”

「コーチングの9割は“話してもらうこと”」

コーチングって、何をすることだと思いますか?

何か特別なアドバイスをもらえること?
すごい質問で気づかせてくれること?
未来を一緒に描くこと?

もちろんそれも一部ではあるのですが、私が思うに…

コーチングの9割は「クライアントに自由に話してもらうこと」なんです。

話してもらうことが一番進む

実際にセッションを重ねていく中で思うのは、「聴く」よりも、「話してもらう」ことの方が、コーチとしてもクライアントとしても圧倒的に進めやすくて、楽で、実りが大きいということ。

クライアントが自由に話してくれると、自然とその中にヒントがあるし、すでに自分で答えに近づいていることが多いんです。

コーチの姿勢:「価値判断しない」

ここで大事なのが、コーチが価値判断をしないということ。

たとえば、クライアントが話しているときに、

  • 「これはいいな」

  • 「これはちょっとダメじゃない?」

  • 「正しい/正しくない」

そんなふうに、心の中でジャッジしてしまうと、たとえそれを言葉にしなかったとしても…

顔つき、目つき、空気感で相手には伝わってしまうんです。

そうなると、クライアントは無意識のうちに「ぶっちゃけて話す」のをためらってしまう。

コーチの役割は「モラルを教える人」ではない

コーチは、クライアントにモラルを教える立場ではありません。

だからこそ、できる限り安全で自由な空間をつくることが大切。

クライアントが自分の言葉で、自分の想いを自由に語る中で、

  • 自分がどう物事を見てきたのか

  • それがどんなメリット・デメリットを生んできたのか

  • じゃあ、これからどうしていきたいか

それを自分自身で考えて、選ぶ
変えるかどうかも、自分で決める

それが本来のコーチングのかたちだと思うのです。

おわりに

つい「何か言ってあげなきゃ」「導いてあげなきゃ」って思うこともあるけれど、
コーチが評価しないからこそ、クライアントは安心して話せるんですよね。

コーチングの9割は、話してもらうこと。
それを信じて、今日も耳を傾けたいと思います。

ABOUT ME
miwa
米国ギャラップ社認定ストレングスコーチ/国際コーチング連盟アソシエイト認定コーチ これからの人生に悩み、「自分が本当にしたいこと」を見つめなおすために、40歳よりコーチングを学び始める。コーチング実践が始まってすぐに、これこそ私が長年探し続けた「人生を懸けて本当にやりたい事」だと感じ、すぐさま起業。 以来、寝食を忘れてコーチングに熱中する日々を過ごす。 このブログでは、将来に迷う方、より成果を上げたい方、今すぐ動き出したい方へ、コーチング、ストレングスファインダー、心理学の観点からの役立つ情報をお届けしています。 メールマガジンを不定期で配信中。毎日がんばっているあなたが、「気持ちが楽になった」と思えるような筆者のディープな日常エッセイを実況中継しています。 メールマガジンのご登録はこちらから 元事務員 真のど田舎に住む普通の子育て中のアラフォー主婦が40代から未経験分野(コーチング)にチャレンジ。迷い笑い泣きながら、日々奮闘しています。 2024年現在 コーチ歴5年 個別コーチングを1300回超/コーチングプレイス講師歴5年 コーチング講座 24回講義を18期担当 プライベートでは2児の母、好きな事は、漫画と風を感じる事
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