✔️この記事を読むと…
・「頑張ってるのに報われない…」というモヤモヤの正体がわかる
・努力だけでは変わらない理由と、その抜け道が見えてくる
・人生を変えたい時に“まずすべきこと”が明確になる
人生を変えたければ、まず「環境」から
ガムシャラな努力やド根性で人生を変えようとすることは、短期的には成果が出るかもしれません。でも、長期的には疲弊してしまいます。
「努力しなきゃ」ではなく、「気づけばやってしまっている」。そんな“自然と動ける環境”、そしてその動きが“成果につながる仕組み”を持つ環境を選ぶことが、人生を変える近道です。
そこでは、自分の意欲や得意が自然に引き出され、気づけば行動し、成果もついてきます。
これは、私自身が体験を通して痛感したことでもあります。
頑張っても報われない場所にいた頃の話
向上心はあるのに、何も変わらない。そんな時期、ありませんでしたか?
私は前職で事務職をしていましたが、「もっと成長したい」「もっと仕事をしたい」という気持ちがずっとありました。(ストレングスファインダーのトップ資質”最上志向×達成欲”の根源欲求が満たされていなかった状態)
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転機は、環境が一気に4つ変わった時でした
私の場合は、環境が一気に4つも変わるタイミングがありました。
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夫の転勤先に帯同するために退職したこと
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引っ越したこと
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向上心を持って目標を実現したい願う人が集うオンラインサロンに入ったこと
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会社員ではなく個人事業主として活動し始めたこと
この4つが一気に起こったことで、住む場所(環境)がかわり、付き合う人も変わりました。
その結果、長年悩んでいた「もっと成長したい」という想いに、自然と向き合えるようになったんです。
能力は変わっていないのに、成果が出始めた
面白いのは、自分自身の能力や人格が大きく変わったわけではないのに、起こる出来事や成果が明らかに変わっていったことです。
前職では、どれだけ努力しても昇給や昇格の未来は見えませんでした。でも今は、自分の行動が直接成果に結びつく実感があります。
これって、まさに「環境の力」だと感じるんです。
なぜ環境を変えると、人は変わるのか?
人は、意思ではなく”環境”によって行動が決まる?進化心理学の視点で考えていきます
ここで浮かんだのが、こんな疑問です。
なぜ環境を変えたら、行動や成果まで変わるのか?
意識的に環境を変えることで、人生は変えられるのか?
進化心理学を学び始めた今、そのヒントが見えてきました。
人は環境に合わせて進化してきた
進化心理学とは、「ヒトの心や行動は、進化の歴史の中でどのように形作られてきたか」を考える学問です。
たとえば、ヒトとチンパンジーはとても近い遺伝的関係にありますが、決定的な違いは「直立二足歩行をするかどうか」。
なぜヒトは二足歩行を選んだのか?
それは、環境が変わったからです。
かつて私たちの祖先が暮らしていた熱帯雨林(アフリカ)が気候変動で消え、草原が広がった。食料を探すために、より広い範囲を効率よく移動する必要が生まれ、エネルギー効率のよい直立二足歩行が選ばれたのです(Sockol et al., 2007)。
進化とは、環境の変化に合わせて行動が変わることだったんですね。
直立二足歩行への進化も、まさにそれ。
結論:環境が行動を変え、人生が変わる
「人生を変えたければ、環境を変えるのが先」という言葉。
これは単なる自己啓発ではなく、ヒトという生き物の歴史が示している真理なのかもしれません。
つまり、
環境が変われば、行動が変わる
行動が変われば、成果が変わる
成果が変われば、人生が変わる
ということです。
そしてさらに言えば、
理想の環境に身を置けば、おのずと理想の自分に近づいていく
ということでもあるんですよね。
あなたはどんな人生を送りたいですか?
あなたの未来を決めるのは、今の環境かもしれません。
あなたは、どんな人生を送りたいですか?
「こうなりたい!」と思う理想の人はいますか?
その人は、どんな場所でどんな人とどんなふうに過ごしていますか?
その環境に、あなたの未来があるかもしれません。
理想を書き出してみてくださいね
もしこの記事が「自分にも当てはまるかも…」と思ったら、
ぜひ、紙やスマホに「理想の環境ってどんな場所?」と書き出してみてください。
小さな気づきが、未来を変える第一歩になるかもしれません✨