心理学者、河合隼雄さんの『こころの処方箋』 に興味深い一節をみつけました。
「心のなかの勝負は51対49のことが多い」というもの。
物事を決める時、実は100対0でスッキリ決まる事なんて稀で、本当は51対49と言いたいほどの僅かな差でしかない。
けれど、選ばれなかった49の想いは無意識に沈み、まるで最初からなかったことのように感じてしまい、2対0のように感じてしまう。
というお話です。
これ、面白くないですか!?
思い返せば、前職で筆頭株主が今までのA社か新しいB社になるか、持ち株率が51%か49%で日々拮抗していたことを思い出しました。
ある朝はA社が51%に決定。その書類を急いで仕上げる。
すると翌朝にはB社が51%に。前日の書類はパー。B社用の書類を新たに作る。
その毎日状況が変わるカオスな時期が、適応性1位的に、めっちゃ楽しかったことを思い出します。
ほんの数パーセントの差なのですが、51%になった方が筆頭株主になり、社の決定権を担う。「面白い世界だなぁ」と、一社員として眺めていたことを思い出しました。
実は、私自身も年末からずっと悩んでいたことがありました。あっちしようか、こっちにしようか。風見鶏のように、心がぐるぐると回る日々。
結局、ひとつの道を選びましたが、その判断が正しかったかは今も分かりません。将来どうなるかも、分かりません。
コーチングの現場でも、軽快に判断されていくテーマもあれば
数か月、あるいは年単位で向き合うテーマもあります。
キャリアチェンジ、退職、婚姻関係の解消、人生の大きな決断など、今まで時間とお金とエネルギーをかけてきたことであるほど、決断が難しいものです。
簡単に判断できないのは、当たり前。
どちらの選択肢にも、自分にとっての「利」や「大切にしたい想い」が詰まっているから。
心のなかの勝敗を決めるとき
正解を探そうとすると、苦しくなるけれど
心の中の勝負は51対49だと思えば
「今日の私は、どちらが51点かな?」と、そのわずかな揺らぎを面白がれるんじゃないかなーと。
「今日は50対50で引き分けにしておこう」
「お、今日は51点に傾いたぞ」
そんなふうに眺めてみると、少しだけ心が軽くなる気がしませんか。
そして、私は自分が心のなかで競い合った51点も49点もどちらも承認してあげようと思います。
Mrs.GREEN APPLEさんも
「私を愛せるのは私だけ」
「生まれ変わるならまた私だね」
と歌っていますしね!
何があっても、最後はケセラセラ!
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