コーチングって楽しい

努力が報われないのは、環境のせいかもしれない。

「頑張っているのに、報われない…」「人生を変えたいが、何をしたらいいのか分からない」とモヤモヤすることはないでしょうか?

今日は、「努力だけでは変わらない。人生を変えたいときに、先にすべきことは環境を変える事」

そんなテーマで書いていきたいと思います。

今日お伝えしたい事は、ただ一つ。

「環境が人生を変える」ということ。

そして、なぜ環境が人生を変えるのか人の進化から紐解いていきたいと思います。

努力が報われないのは、環境のせいかも?

努力や根性で頑張っても成果が表れない環境で、ガムシャラにかんばり続けたとしてもは短期的には多少の見返りがあるかもしれませんが、次第に疲弊します。そんな経験はありませんか?

こんなに頑張ったら疲れますよね(個人差あり)

 

まず先に、努力せずとも成果がでる(成果を認められる)環境を選ぶことが大事!!!

どういう環境かというと、「努力しなきゃ」ではなく、「気づけばやってしまっている」。そんな“自然と夢中に行動できる環境”。

そしてその行動が自然と成果につながる環境、そんな構造を持つ環境を作る事、身を置く事。

それが、人生を変える近道です。

(上記写真もそういう状態でやっているならば、この方にとっては最高の環境)

同じ自分なのに、成果が全然違う。なんで?

皆さんには、自分自身の能力、人格は何も変わっていないのに、職場を変えた事、付き合う人が変わった事により、起こっている事、成果が大きく変わっていった経験はないでしょうか。

 

私は、前職で事務職をしていた時、もっともっと成長したいし、向上したいし、仕事がしたい!(最上志向×達成欲)。そんな想いがずっとありました。

「もっと仕事がしたい」と要望を出したこともありましたが、叶うことはなく…。次第に、これほどの仕事量でお給料もらえるならばラッキーと考えるように。日に日に自分の意識が下がっていき、自信がなくなっていきました。自己否定の嵐でした。

現状維持を嫌う最上志向が大暴れしていたんですよね。

最上志向とは、ストレングスファインダーの資質の1つ。より良いものをもっともっとより良くしたいと無意識に考え行動しちゃう才能です。自他を向上させたいという欲求が高い。

現状維持に耐えられなかった私は、仕事が終わってから英語の勉強を頑張ることで、最上志向を落ち着かせていたんだなぁって今振り返ると、そう思います。

 

コーチング勝間塾に出会ってから

「人生を変えたければ、環境を変えるのが先」

そんな言葉をよく聞くようになりました。

 

たしかに、前職ではどれほど努力しても構造上(私は事務職で採用された)私の給料が上がっていったり、能力が認められる未来は想像できませんでした。

言葉として「助かるよ」「ありがとう」と認められることはありましたが、昇給昇格する未来は微塵も見えませんでした。

このまま変化のない同じ未来が続いていく…。変化を求める適応性、アレンジ、活発性的に考えると、まるで人生の墓場…といっても言い過ぎではない。

 

10年ほど、あーでもないこーでもないと悩み、意思の力で何とかしようとした、そんな矢先に、突然意図せずに転機が訪れました。

それは、環境がガラっと変わってしまったことでした。

(後から、環境が変わったことが、自分の人生を変えていったことに気づいたのですが)

環境が変わったら、人生変わっちゃった話

4つ大きく環境が変わる出来事がありました。

 

一つ目が、夫の転勤先に帯同するために退職したこと

二つ目が、帯同先に引っ越したこと

三つ目が、理想の人生に向かって前向きに努力する人達が集まるオンラインサロンに入ったこと

四つ目が、働いても働いていなくても給料が変わらない雇用形態(会社員)から、自分の裁量次第で売上が変わる個人事業主に変わった事

 

環境が変わる要素が4つ同時に起こった事により

長年悩み続けていた”私はこのままでいいのだろうか、もっと成長したい”という想いを解決する糸口が生まれまれたんですよね。今思えば!

 

私自身の能力や人柄はほとんど変わっていないのに、悩みが解決していく現象だったと振り返っています。

なぜ環境を変えると、人は変わるのか?

それでは、なぜ環境が変わった事で、人生が変化していったのでしょうか?

あるいは、意図的に人生を変えていく方法はあるのでしょうか?

この疑問を進化心理学の観点から、探っていきたいと思います。

miwa
miwa
現在、放送大学で進化心理学を学んでいます。隙間時間で少しずつ心理学単位をとりながら、数年かけて認定心理士(公益社団法人日本心理学会が認定する民間資格。大学で心理学に関する標準的な基礎知識と基礎技術を修得していることを証明)を取得する予定にしています。

 

人は環境に合わせて進化してきた

ここからちょっとマニアックな話になるかもしれませんが、私が今絶賛夢中になっている進化心理学の話になりまして、もしよろしければ私の語りに最後までお付き合いくださいまし。

 

進化心理学は、進化論からヒトの心の働きや行動傾向を理解しようとする学問。

皆さんもご存じのように、私達人類は、学術的には”ホモ・サピエンス”に分類されます。

ホモ・サピエンスという種は、動物界におり、脊椎動物門におり、哺乳綱におり、サル目、ヒト科、ヒト族、ホモ属に細分化されていくわけなのですが

ここで余談。

なんと、ゴリラとチンパンジーより、ヒトとチンパンジーの方が遺伝的に近いんです!

見た目からして、ゴリラとチンパンジーの方が兄弟って感じじゃないですか?

事実は、チンパンジーと人間が兄弟ってことなんですよ。

DNAの一致度はなんと98.8%!

 

いや~、これを知った時の感動ったらありません。

ヒトとゴリラの遺伝距離は、1.62,ヒトとチンパンジーは、1.24,チンパンジーとゴリラは、1.62(Chen&Li,2001)

そして、チンパンジーの祖先と人間の祖先を何百万年もさかのぼっていけば、母親が一致するという。

まるで、我が家の長女と次女。長女の子孫が人間となり、次女の子孫がチンパンジーになるという、親から見たら不思議な現象。

では、いつ私の長女と次女は種が枝分かれしたのでしょうか?

基、チンパンジーと人間は枝分かれしたのでしょうか?

現在の研究によると、720万年前である可能性が高いとのこと(Wilkinson et al.,2011)

 

では、どこからチンパンジーで、どこから人間ということなのでしょうか。

見極めポイントは、直立二足歩行をしているか否か。

 

”ウッホウッホ”と両手の拳を地面につけて4足歩行するのはチンパンジー。

日常的に二足歩行を行っているのが、ヒト。

では、なんで二足歩行に進化していたったのか!?

 

答えは簡単

 

環境が変わったから。

 

地球規模の気候変動により、ヒトが誕生したアフリカでは熱帯雨林が減り、感想した草原が増えた。

 

私達ヒトの祖先である大型類人猿は熱帯雨林で生活していたが、消えゆく熱帯雨林の中で、生き延びるためには食料を得なければいけなかった。

まずは高い木の枝になっている木の実に値を伸ばした。しかし足りなくなった。

いよいよ未知の草原にでて食料を探さなければいけなかった…。

 

想像するに、とても勇気のいることだったでしょう。どんな危険が待ち構えているかもわからない、どんな世界かも想像できない。そんな未知の世界(草原)に足を踏み入れるわけですから!

その前線で開拓してくれた勇敢な祖先のおかげで、今の私達がいるんですよね!!今私がこの地球で生きているのは、先人のおかげなのです。ありがとう、ご先祖様。

(ストレングスファインダー的には、未知の状況においてもリスクが仮にあったとしても、チャレンジしていく活発性上位のご先祖様ですよね!!)

 

では、草原にでることが、なぜ直立二足歩行に変わるのでしょうか。

実は、地上を移動するときのチンパンジーの移動方法(ナックルウォーク)は、エネルギー効率がとても悪い。二足歩行より4倍のエネルギーが必要という研究結果(Sockol et al.,2007)

 

広い乾燥した草原を動き回って食料を探さなければ生きていけないぞ!!って時に、直立二足歩行で安定して移動するってことは、エネルギー効率的にも必然の進化だったってことですよね!

環境に適応して行動を変えなければ、生きていけなかったってこと!

結論:環境が行動を変え、人生が変わる

生物である人の進化の歴史というものは、生存・繁殖に有利な遺伝子が生き残っていく歴史とも言えます。

私達生物である人間が生き延びるためには、環境に適した行動に変えなければ、生きていけなかった…!

チンパンジーから人間へ。

ナックルウォークから直立二足歩行へ。

 

環境が変われば、行動が変わる。

行動が変われば、人生が変わる。

 

人間の進化の歴史がそれを物語っていると言えるんですよね!!

 

人は環境に合わせて進化していく。

 

つまり、ですね

 

チンパンジーから人へ、ナックルウォークから直立二足歩行へ。

そんな進化の歴史を紐解いていくと

こんな構図がみえてくるのではないでしょうか。

 

それは、「理想の環境に身を置けば、おのずと理想の自分に進化していく!」ということ。

熱帯雨林がサバンナに変わり

チンパンジーから人に進化したように。

環境が変われば、行動が変わる。

行動が変われば、成果が変わる。

成果が変われば、人生が変わる!

我々人間の進化の歴史を紐解いていったときに

今の自分を変えたければ

一番最初に取り組むべきは、環境を変える事と言えるのではないでしょうか。

理想の環境を探すところから始めよう。

あなたは、どんな人生を送りたいですか

こうなりたい!と思う理想の姿はありますか。その方はどんな人ですか。

その方が作っている環境はありますか。どうすればそこに近づきますか?

 

意思の力は投げ捨てて

理想の環境に身を投じてみようではありませんか。

 

そうすれば、理想の未来の方からあなたに近づいてきてくれるかもしれません。

理想の環境を書き出そう

ぜひ、紙やスマホに「理想の環境ってどんな場所?」「こんな人になりたい!」と思うことを書き出してみてください。

少しでも近づける方法があれば、試してみてはいかがでしょうか。

ABOUT ME
miwa
米国ギャラップ社認定ストレングスコーチ/国際コーチング連盟アソシエイト認定コーチ これからの人生に悩み、「自分が本当にしたいこと」を見つめなおすために、40歳よりコーチングを学び始める。コーチング実践が始まってすぐに、これこそ私が長年探し続けた「人生を懸けて本当にやりたい事」だと感じ、すぐさま起業。 以来、寝食を忘れてコーチングに熱中する日々を過ごす。 このブログでは、将来に迷う方、より成果を上げたい方、今すぐ動き出したい方へ、コーチング、ストレングスファインダー、心理学の観点からの役立つ情報をお届けしています。 メールマガジンを不定期で配信中。毎日がんばっているあなたが、「気持ちが楽になった」と思えるような筆者のディープな日常エッセイを実況中継しています。 メールマガジンのご登録はこちらから 元事務員 真のど田舎に住む普通の子育て中のアラフォー主婦が40代から未経験分野(コーチング)にチャレンジ。迷い笑い泣きながら、日々奮闘しています。 2024年現在 コーチ歴5年 個別コーチングを1300回超/コーチングプレイス講師歴5年 コーチング講座 24回講義を18期担当 プライベートでは2児の母、好きな事は、漫画と風を感じる事
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