コーチングプレイス148期、目標設定へ
コーチングプレイス148期のカリキュラム
5か月目に入り、テーマは「目標設定」。
半年間のプログラムも残り2か月となりました。
ザ・コーチ – 最高の自分に出会える『目標の達人ノート』を元に
ドリームツリーを作っていきます。
過去に作ったドリームツリーを振り返ると、叶ったことが多いのに気づき、しみじみ感動。
今回あらためて本を読み直し、印象に残った言葉や気づきをまとめてみました。
今回、148期の参加者とともにドリームツリー講座を開くにあたり、2025年版のツリーも更新しました。
6年ほどコーチングを受け続けてきたことで、自分が進みたい方向がよりクリアになってきたように感じています。
より自分らしくなると決める
『ザ・コーチ』には、心に響く言葉がたくさんあります。
「いつか叶うよ!叶うと信じて行動し続ければ!」
「他の誰かになるのではなく、より自分らしくなると決めてください。」
この言葉たちに、私は何度も勇気をもらいました。
自分に制限をかけず、自分らしくあることを許していく――それこそがコーチングの本質だと思います。
答えは他人から与えられるものではなく、自分で選んで、自分で行動する。
失敗しても、その道のりこそが生きる力になる。
誰よりもより自分らしくなるための6つのピース
そして、夢を現実にするための「6つのピース」も整理されていました:
夢 / 目的 / ゴール / 目標 / ビジョン / 恩恵
それぞれが役割を持ち、右脳も左脳も使って働きかける。
思考・感情・行動が調和するツールとして、ドリームツリーは有効なんだと改めて感じました。
ドリームツリーは、ただの「夢のリスト」ではなく、夢を現実に近づける地図です。
そのために欠かせないのが、6つのピース。
① 夢
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将来実現させたいと心に描くこと
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どんな些細なことでもいい
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「時間もお金も無限にあるなら、何をしたい?」と問いかけて制限を外してみる
👉 まずは思いつくままにリストアップしましょう
② 目的
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人生で成し遂げたい「北極星」
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夢を叶えたい理由や意味(なぜ、なんのために)を言語化する
③ ゴール
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目的にたどり着くための最終的な目印
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夢の中から「これは絶対叶えたい」と思うものを選ぶ
④ 目標
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ゴールに向かうための途中の通過点
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日常の行動・習慣に落とし込む。
⑤ ビジョン
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ゴール達成時の感情や光景を鮮明に描き、先取りして味わう。繰り返し描くことで力になる。
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👉 ビジョンは一度描いただけでは薄れるので、繰り返し思い描くことが大事
⑥ 恩恵
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夢やゴールに向かって行動することで得られるメリット
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共感者や仲間との出会い、成長、精神的な強さ、絆、達成感…
👉 結果だけでなく「道のりで得られる恩恵」こそ価値になる
右脳と左脳をフル回転させる
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夢・目的・ビジョン → 抽象的・感情的(右脳)
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ゴール・目標・恩恵 → 具体的・論理的(左脳)
ドリームツリーは、この両方をバランスよく使うことで、夢の実現力を高めるツールです。
ドリームツリーを書くことのメリット
1.決めたらチャンスが来る
夢やゴールを決めると、脳は「それに必要な情報」をキャッチしやすくなります。
何に関心を持つかで、入ってくる情報の質も変わってくるのです。
だから、ドリームツリーで目的や目標を言葉にすると、自然と必要なチャンスが目の前に現れるようになります。
2.選択と決断で人生が動き出す
夢に向かう道のりは、選択と決断の繰り返し。
そこで 選択力と決断力 が磨かれていきます。
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決断することで余計なものを手放せる
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集中力が高まり、パフォーマンスが上がる
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失敗や挫折からこそ学びが深まる
選ぶからこそ人生が動き出し、進むべき方向にエネルギーを注げるようになります。
3.見える景色が変わる
夢やゴールを持ち、行動すると、次にやるべきことが見えてきます。
その連続によって、見える景色は変わり、視座も上がっていきます。
未来のある日、成長しなかった自分では見られなかった景色に出会う。
それは、夢やゴールを持って歩んだからこそ開かれる 可能性の扉 です。
夢・目的・ゴール・目標・ビジョンは、ただの言葉ではありません。
それは 自分の可能性を最大化するためのツール。
決めて、行動して、失敗して、また進んでいくことで、人生は大きく動き出します。
ドリームツリーを妨げる4つのブレーキ
夢、目的、ゴール、目標、ビジョンを持つことを無意識にかかる「ブレーキ」もあります。
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批判や比較による負の感情
批判・人格否定・劣等感・学習性無力感 -
無知(知らないことへの不安)
やり方がわからないことで行動が止まる -
変化への恐れ
環境や人間関係が変わることへの抵抗 -
選択と決断への恐れ
他を断ち切ることへの不安
ブレーキを軽くする3つの方法
ブレーキは工夫次第で軽くできます。
① 小さく始める
大きな夢も、小さな一歩から。
山登りなら10分のウォーキング、本なら1ページ。
② 知ることから始める
人は「知らないこと」には行動できません。
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Why(なぜ)目的や理由を明確に
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What(何を)必要なものを明確に
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How(どうやって)行動を細分化
③ 信念(ビリーフ)を置き換える
「目標を立てたら最後までやり抜かなくちゃ」
「ゴールは絶対に変えてはいけない」
そんな思い込みが、ブレーキを強めてしまうことも。
でも本当は――
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目的には最後までこだわる方がいい
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目標は通過点だから、いつでも再設定していい
結果はコントロールできないけれど、プロセスはコントロールできる。
だからこそ、プロセスに全力を尽くし、結果は手放すこと。
まとめ
ドリームツリーは「夢を叶えるための地図」であり、同時に「自分らしく生きるためのツール」です。
夢を描くことで視点が変わり、行動が変わり、未来が変わります。
そして結果以上に、その道のりで得られる成長や感情、仲間との絆こそが、本当の価値。


