コーチングプレイスで開催された「強みを活かす応用コーチング講座」に参加しました。
講師は、ストレングスファインダーの第一人者であり、コーチング歴20年以上の森川里美コーチ。
この講座は、月1回(約2〜3時間)の全6回。
森川コーチの豊富な経験談と軽快なトークを通じて、自分の強みとじっくり向き合える貴重な時間となっています。
特に「内省」資質が上位にある私にとって、講義動画で繰り返し学べるスタイルは本当にありがたく、じっくりと理解を深められます。
この記事では、2025年3月29日(土)に開催された第1回目の講義の学びを振り返りながら、内省していきたいと思います。
当日は、私自身は義実家に滞在中だったため、耳だけで参加しました。
講義の構成
今回の講義は、大きく3つのセクションに分かれています。
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受講生からの質疑応答
事前に寄せられた21件の質問に対し、森川コーチが丁寧に回答(私も2つ提出しました) -
その日のテーマに沿ったレクチャー
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森川コーチによるデモセッション
それでは、第1回目の学びを一緒に振り返っていきたいと思います。
記憶に残った質疑応答の一コマ
講義序盤は質問コーナー
事前に21件の質問が寄せられました。
どの質問も、森川コーチの応答も勉強になる事ばかり。
メモをする手が止まりません。
印象に残ったことを少しだけご紹介させていただきますね!
強みを活かす=無意識の傾向性を使いこなす
強みを活かすとは、自分の癖を認識して、ハンドリングすること。
癖=無意識の考え方、感じ方、行動アプローチの傾向性
強みを活かすためには、「またやっちゃったよ~」と何度も自己認識することが、強みを活かすことの大前提。
癖とは…
例えば
鳥が飛ぶこと、魚が泳ぐこと、モグラが潜ること。
癖(傾向性)そのものには、良いも悪いもない。
鳥が偉くて、魚が劣るってことないじゃなですか。
どう癖を扱えば、強みとして活きる?
では、どう癖を扱えば強みが活きる?
アプローチはこう。
- 癖に気づく
・何度もその癖がでる現場に遭遇する。認識する
・プラスとマイナスの体験を腹落ちする - 「またやっちゃったよ~」と苦笑いできてきたら、プラス面とマイナス面を理解した上で、使いこなせる
自分の考え方の癖、感じ方の癖、行動の仕方の癖。
自覚がなければ、どうなる?
スピードがあるから、決断力がある。
一方で、スピーディーな対応ゆえに話を聞いてもらえないと感じられることも。
切れ味抜群の包丁。
うまく使えば素敵な料理。
振り回したら、ケガをする。
鳥に地中に潜れと言われても無理。
魚に飛べと言われても飛べない。
できないことを言われても、自己否定につながる。
他者からできないことを求められ続けると、 自己認識がゆがむ。
自分が自分のままじゃダメなんだと。
自分の癖や傾向性を理解する。
理解して、良い面と悪い面を腹落ちさせる。
一般的なコーチングと強みを活かすコーチングの違いは?
下記は、私の質問です
一般的なコーチングと強みを活かすコーチングの違いとは何でしょうか
20数年間、強み解析のプロ。森川さんの見解。
一般的なコーチングと強みを活かすコーチングを分けていない。
コーチングする際には
- その人の傾向性を聞く
- うまくいったこと、やらかしちゃったときにどう傾向性がでたか
- 傾向性の出方を何度も認識する
強みを活かすこととは、自分の癖を効果的に使っていく事。
初回から学びがたっぷり詰まった講義でした。
自分の癖をどう扱い、どう活かすか。
自己理解が深まる講義。
次回も楽しみです。